老後資金のこと(2020年)

これまで、手取り年収の約30%にあたる年間100万円という目標を定めていました。貯めたお金の用途は決めず、まずは散財体質の改善という意味合いで取り組んでいた貯蓄。コロナ禍での収入変動も経て、より具体的な計画に変更しました。

次のステップは、貯蓄を2つに分けること。現在の貯蓄目標は2種類あります。50万円と、100万円。老後資金2000万円問題などありましたが、私が用意する老後資金(1人分)を1500万円に決めました。60歳での離職を想定して、年金を受給する65歳までの生活費が月あたり15万円で、合計900万円。65歳以降の年金受給予定額が月あたり14万円で、諸費用を計算した結果毎月2万円ほどの赤字になりそうです。そのため毎月2万円を90歳まで(300ヶ月)として600万円。

合わせて1500万円となりました。30歳から60歳までに貯めるには、毎年50万円で達成できます。毎月4.2万円を淡々と貯める、これが第一目標。65歳まで働けば余裕が生まれる事や、60歳から年金を繰り下げ受給することも視野に入れながら。給与が変われば年金の受給額も変わるので、5年から10年おきに見直しをしたいと思います

一番悩むのが、年金受給生活になった際どれくらい生活費が不足するのかというところ。住民税、健康保険料、介護保険料、医療費、交通費…。税金や社会保険料は計算方法がありますが、高齢者の医療費がどれほどかは未知の世界でした。そこで国が公開している各種統計を見ながら、平均値を目安に自分の生活環境に落とし込んで予算を組みました。全部整理するのに1ヶ月ほど。FPの勉強をした時の記憶があるのでまだ抵抗感は薄かったものの、まったくの無知だったら諦めていたと思います。

第2目標として、老後資金50万円とは別に、さらに50万円を目標にしています。トータル100万円はこれまでと変わらず。この50万円は、翌年に使いみちを決めることにしました。欲しい物を買ってもいいし、住宅のリフォームのためにとっておくのも良し。まだ手付かずでいる運用に回すことも考えています。先の通り老後資金は確保しているので変動に一喜一憂せずに済み、損失が出てしまっても勉強代として諦めがつくはず。でも今のところ一番有力なのは、2匹目の猫の里親になるための資金だったり。

自由に使っていいなら、わざわざ1年貯めなくても都度使えばいいかもしれません。でも私なりに理由があります。それは「手元に余っているお金」と「1年かけて生み出したお金」では、使うときの心構えが違うこと。

断捨離や片付けで何度もぶつかった「苦労して手に入れた物は、たとえ不要になっても手放しづらい」という経験。裏を返せば、苦労を買えば使う時に慎重になれるということ。1年かけて貯めたお金なら、じっくり吟味して使いたくなるはず、という気持ちの面が大きな違いです。病は気から、お金も気から。

生活に絶対必要な物は多くないと知ってから、気長に貯蓄できるようになりました。片付けも貯金も、工夫ではなく「知る」が必要だと感じています。お金に振り回されず、自分本来の生き方ができる日々を目指してこれからもひっそりと暮らしてゆきます。