使わずに持っていてイイもの、ダメなもの。

食の好み、ファッションの好み、メイクの好み。これが100点と思っても、翌月、翌年にはころっと変わることがあります。それはダメなことではなく、当たり前にやってくる変化。時が経てば、自分の中の情報量に比例して、選択肢は増えるものです。

今は3つしかない選択肢の中で最も輝くナンバー1。でもこの先、選択肢が10や20に増えた時、それはきっと不動のものではないのです。心変わりしていなくても、知識や情報が増えて視野が広がれば、理想を叶える物との出会いは不意に訪れます。これは環境や経験がもたらす変化であり、受け入れるべきこと。自分が気移りしやすいのではと悲観しなくてもいいと考えるようになりました。

改めて気付かされたのは、今を存分に味わう事の大切さ。この意識を欠かさなければ「使わずにとっておく」という発想と縁遠くなり、物との良好な関係性が続きます。一方でどんなに劣化しても・手に取る機会が少なくても、手元に残したいと思える物もあります。思い出の写真やお土産。それを手に取るたび晴れやかな気持ちになれるのなら、たとえボロボロになったとしても捨てずに残します。

形を保っている間が旬の物もあれば、形が変われど愛着が増していく物もあります。自分の気持ちに素直に、物との適度な関係性を築いていきたいと思います。